宇宙ロケット廃材を活用したアップサイクル家具「宇宙タンクベンチ」が2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)「Co-Design Challenge」プログラムに選定

11株式会社が家具デザイン・制作プロデュースを担当した宇宙ロケットの開発廃材を活用するアップサイクルプロジェクト「&SPACE PROJECT」で開発されたアップサイクル家具「宇宙タンクベンチ」が、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が推進する「Co-Design Challenge」プログラムに採択されました。これに伴い、「宇宙タンクベンチ」は、2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)会場に設置される予定です。

「Co-Design Challenge」プログラムは、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマにした大阪・関西万博に向けて、2025年日本国際博覧会協会が実施する「大阪・関西万博を契機に、これからの日本のくらし(まち)をつくる」をコンセプトとした新しい共創事業です。万博会場内フューチャーライフエクスペリエンス、「TEAM EXPOパビリオン」で使用する物品の協賛提供のほか、物品に関連した製造現場の見学を含むものづくり体験企画を企画・実施も後押しする取り組みです。

&SPACE PROJECTが取り組む、宇宙ロケットの開発廃材を活用し、新しいプロダクトや産業を生み出すアップサイクルの取り組みが「Co-Design Challenge」プログラムのコンセプトと合致し採択されました。宇宙タンクベンチは今後、仕様やデザインのアップデートを経て、大阪・関西万博の開催期間中、会場に常設される予定です。

また、つくり手が工場や工房の製造現場を公開し、来場者にものづくりを体感してもらう取り組みとしてオープンファクトリーのツアーも計画しています。北海道の中で特に豊かな自然と文化が息づく道東エリアは、宇宙産業が活発な地域としても注目を集めています。今回ご提供する宇宙タンクベンチは、元となるロケット廃材の提供から、加工・組み立てまで、道東エリアの各メーカーがそれぞれ協力して作ります。ツアーでは同エリアでの自然体験・文化体験を提供し、道東エリアの魅力やポテンシャルを届ける発信を目指します。

■プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000045910.html